食事への考え方
京都市西京区の整体オフィス空流です。
ときどき食事や栄養について質問されることがあるので、基本的な考え方について触れてみたいと思います。
ポイントは2つです。
①目的を明確にする
一つ目は、不調の改善を目指す「治療食」と健康をキープするための「予防食」を分けて考えることです。
たとえば、貧血を改善するための食事と貧血にならないための食事とでは必要なアプローチが異なります。
そこをゴチャまぜにすると、ある人には効果があったのに別の人には効果がないということが起こりやすくなります。
②自分の状態に合わせる
二つ目は、その人の状態によって「最適解」が異なるということです。
たとえば、慢性の頭痛を克服するために食事栄養面を見直そうとする場合、
そもそも栄養が足りていないのか?あるいはデトックスが必要な状態なのか?で答えは変わってきます。
その他、病み上がりや成長期、妊娠期&出産後などによっても、最適な食事や栄養は異なるでしょう。
食事法よりも大切なこと
つまり、結局のところ、どんな食事法が正解か?は一概には言えないというのが私の考え方です。
これだけ訊くと、何の救いにもならへんやん!と思われるかもしれませんが、
そもそも食事療法の一番の問題点は、
- 〇〇はカラダに良い!
- ××なときは△△を食べるべし!
というように、特定の食材や食事療法を盲目的に信じ込んでしまうところにあると思っています。
そうではなく、常に自分のカラダと対話しながら、何が“今の自分”に必要なのか?を日々見直し続ける「姿勢」こそが、どんな食事法よりも大切だと考えています。
ゆえに、私は特定の「〇〇療法」に依存・執着することはしません。
それぞれの考え方は大いに参考にさせてもらいますが、それらを取り入れ、組み合わせ、その時々の自分に合った答えを追求するというスタンスです。
なので、整体オフィス空流で発信する情報も「これが食事&栄養の正解だ」というものではなく、
- この栄養には〇〇な働きがある
- □□には●●が効くことがある
というように、あなたにとっての「答え」を模索する上での参考情報の一つとなるものをお届けしたいと考えております。