自分を整える生き方
最近、自分で仕事を始められたり、起業されたりするクライアントさんが増えてきました。
そういった方々とはセッション中に仕事の話をすることも多いのですが、ちょくちょく話題になるのが「自分を整える」というテーマです。
仕事において、あるいは学業やスポーツにおいても、本来の実力を発揮できるかどうか?というのは非常に重要なポイントです。
実力があっても、そのチカラを十分に発揮できないようだと、望む結果を得ることは難しくなってしまいます。
マイナスの努力も大切
そのため、仕事・学業・スポーツなどで望む結果を得るには、ひたすら、「練習」や「勉強」などを積み重ね、自らのスキルアップに努める方が多いです。
これらは、現状で足りないものを補うための努力、いわば「プラスの努力」と言えます。
もちろん、こういった努力も欠かせませんが、うちのクライアントさんたちと話題になるのは、"なによりも自分の状態を整えておくことが大事ですよね~”という話です。
- 体の疲れ
- ストレス
といった自らのパフォーマンスに制限をかけてしまう要素をリセットし、
最大限の成果を上げられるように自分の状態を整えていく―――いわば「マイナスの努力」を大切にしようというわけです。
それは整備の行き届いてないスポーツカーで無理やりレースに臨むようなもので、せっかくのポテンシャルが発揮できません。
「ストレスから解放されたい」
「身体の不調をラクにしたい」
などの『悩み』を解消することを目的に来られる方もおられますが、
経営者やアスリートの方々を中心に、<最大限のパフォーマンスを発揮できる状態に、心と体を整える>ということを目的に利用されている方も大勢おられます。
不調和なときのサイン
「どこも痛くないし私は大丈夫!」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
明らかな痛みやダルさなどの自覚症状がなくても、気づかぬうちに不調和な状態に陥っていることは少なくありません。
たとえば、肉体面であれば、
- ぐっすり眠れない
- 胃腸が弱っている
- なんとなくスッキリしない
- 疲れやすい
気持ちの面だと、
- イライラしがち
- モヤモヤする
- やらなきゃ!(焦り)
- 何か違和感がある
- 集中力が続かない
- パッと決断できない
などは、本来の状態よりパワーダウンしているときのサインです。
そんなときは、がんばってる割に成果が出にくく、また不思議とトラブルが続いたり、ストレスを感じる人との時間が増えたりします。
自分を整える生き方
自分を整えることを意識していると、必死で頑張っていたときよりも労せずして結果がついてくるようになります。
それまで障害物競走に挑んでいるような感覚だったのが、障害物がなくなって軽々と進めるようになる感じです。
クライアントさんからも「こんなに簡単にうまくいっていいんですか??」と、やや戸惑いの声を聞くこともありますが(笑)、むしろ、それが本来の実力なのです。
あなたが「自分の実力」だと信じて疑わなかったものは、実はブレーキがかかった状態だったのかもしれません。
人間どうしたって調子の波があります。気分が乗らないときもあれば、気付かぬうちに疲れが溜め込んでしまうこともあるからです。
しかし、「自分を整える」という意識を持つことで、その調子の波を小さくし、平均的に高いパフォーマンスを発揮できるようにすることは可能です。
「自分を整える」という生き方は、
経営者やアスリートだけでなく、仕事のパフォーマンスを高めたい方、学力アップを目指す学生さん、スムーズに家事をこなしたい主婦の方など、努力を結果につなげたいと願う、すべての方にオススメです。