子どもの問題を解決する究極の方法
うちは小5(息子)と小2(娘)がいるので、各授業を少しずつ見学してきました。
娘は終始よい姿勢で落ち着いて授業を聞いていましたし、あまり運動が得意ではない(?)息子も体育のバスケで得点を上げていて、二人とも家で見せる姿とは少し違い、ちょっとだけ新鮮な感覚でした。
たとえば、
★社交的な子
★一人が好きな子
★算数が苦手な子
★おしゃべりが苦手な子
★運動が不得手な子
★我慢強さに欠ける子
★自分の気持ちに素直な子
など、
本当に人それぞれですが、本来そこには「優劣」などなく、全て一つの個性であるはずです。
しかし、実際には、まわりの子と比較して(うちの子は問題があるのでは?)と悩んでしまうことがあるわけです。
ぼくも三児の父親なので少なからず、そういった経験はありますが、ぼくが子どもに問題を感じたときの解決方法は一つです。
親側の心の在り方を変えていく
まわりの子は休み時間に友だちと遊んでいるのに、うちの子はいつも一人で本を読んで過ごしている。このままだと、将来も友だちができずに辛い気持ちを味わうかも?
とモヤモヤする人もいれば、そんなこと考えたこともないという人だっています。
その違いは「捉え方」です。
たとえば、
★社交的なのは良い
★友人が多いのは良い
★友人が多いと幸せ
★内向的なのは悪い
★友人が少ないのは悪い
★友人が少ないと不幸
というようなモノサシで物事を捉える人もいれば、全く別の価値基準で物事を捉える人もいます。
そこに良し悪しはなく、どんな価値観を(無意識的に)採用しているか?の違いだけです。
というように、一つの価値基準に支配されず、どちらもオッケーという在り方に感情や思考を整えていくわけです。
多くの場合、そのプロセスにおいて過去の未消化ストレスや何らかの囚われが浮き彫りになってきますが、それらを一つずつ手放していくと、子どもに対する感じ方が変わります。
それまでの(この子には問題があるから解決しなきゃ!)という感覚ではなく、ありのままの子どもを受け入れられるようになっていきます。
その過程において、親自身の心の古傷や囚われを解消していく・・・というのが、子どもの問題を解決する究極の方法だと考えています。