対人恐怖症とストレス
40代の女性Kさんのご相談は、
- 他人と接するのが怖い
- すごく緊張してしまう
いわゆる対人恐怖症と呼ばれるものです。
たしかに問診中もどことなく緊張されている感じがあります。
程度の差はあれ、多くの方がお悩みである症状ですが、もちろん生まれたときから対人恐怖症の人はいません。
例外なく、人生のどこかの時点で感じたストレスの影響で人と接するときに恐怖を感じたり、動悸や汗が出たりするようになってしまっているわけです。
ゆえに対人恐怖症を根本から解決するためには、原因となったストレスを除去するのが一番です。
一般的な心理療法では、カウンセリングによって原因を探りますが、感情療法では筋力反射テストと呼ばれる検査で直接カラダに原因を問い掛けます。
Kさんは、子どもの頃にイジメに遭った経験もあるということだったので、
それも含めて検査してみると、、、
13歳の頃に感じた「また仲間はずれにされたらどうしよう!?」というストレスに反応がありました。
もちろん、30年も前のことなので、細かい出来事を覚えておられるわけではありませんし、当時のストレスを頻繁に思い出されるわけではありません。
しかし、頭で思い出す、思い出さないにかかわらず、過去のストレスのエネルギーが体内に留まっていると、カラダは無意識的に同じような状況に備えようとします。
つまり、「次に同じ状況になった時には戦えるようにしないと!」あるいは「逃げられるようにしないと!」という心理的・身体的な準備が対人恐怖症なのです。
ということは、対人恐怖症を創り出しているストレスをリセットすれば過剰な準備も必要なくなります。
Kさんの場合は原因が一つだけだったので、15分程の浄化でストレスのエネルギーが抜けました。(原因が複数ある方もいらっしゃいます)
それにともない、「胸のあたりにあった不安な感じがなくなりました!」と問診時にあったドキドキ感も消えたようです。
また、セッション前は職場で人と話す場面をイメージするだけでも緊張する感じがあったのに、ストレスを浄化した後は何も感じなくなりました。
もちろん、今後いっさい対人ストレスを感じなくなったというわけではありませんが、少なくとも対人恐怖症といわれる過剰な反応が必要ないカラダには戻ったということです。
<後日談>
翌日、別の悩みについても感情療法を受けたいということで来られましたが、だいぶ気持ちも軽くなり対人恐怖症も大丈夫そうとのことでした♪
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