【解説】情報が症状を固定化する
最近、いわゆる“病気”という情報に心身が支配されてしまっているケースが増えていると感じます。
病院通いを続けるうちに、ネットなどで調べるうちに、病気について詳しくなる。
それ自体はかまいませんが、その「情報」に囚われると、かえって、症状が治りにくくなることもあるので注意が必要です。
病気の知識で思考が固まると、エネルギーの状態も固くなり、心身の状態が<固定化>されます。
たとえば、
「自分の状態は●●だ」
「自分のカラダは異常だ」
「この症状は治りにくい」
と信じ込むことには、その状態を固定化するチカラがあるのです。
もちろん、体について調べることが悪いわけではありません。
病気に詳しくなる中で、ネガティブ情報に囚われると逆効果になることもあるという話です。
とりわけ、
★国や自治体
★医療機関
★専門家
★学者
からの情報にこそ、気をつけましょう。
情報の信頼性の問題ではなく、権威や公的機関の情報は盲信してしまいやすいからです。
お医者さんに言われた「この症状は治らない」という言葉によって、治るものも治らなくなってしまうケースがあるのです。
たとえ、世界的な権威の情報でも、これが「正解」なんだと100%信じるのではなく、正しいかもしれないし、そうじゃないかもしれない。正しいこともあるけど、そうじゃないこともある。
というように、
常に別の可能性の存在を受け入れる「余地」を残しておくことが大切です。