化学物質過敏症

2020年12月19日ブログ

化学物質過敏症 イメージ

化学物質過敏症という言葉をご存知でしょうか??

化学物質過敏症とは、シャンプー、洗剤、柔軟剤、芳香剤、排気ガス、ハウスダストのような化学物質を含むモノへの曝露(吸入、接触、摂取)を引き金に生じるとされる不調の総称です。

特徴としては、

  1. ある日、突然発症してしまう
  2. 微量の化学物質でもカラダが反応する
  3. 病院の検査では異常が検出されない

などがあり、症状の種類や程度は人それぞれですが、深刻なケースになると社会生活を送ることが困難になる場合さえあります。

しかしながら、現代医学では治療法が確立されておらず、対象となる化学物質を遠ざけることくらいしか対処法がないのが現状です。

条件反射による過敏症

梅干しの写真 条件反射

当オフィスでは、医学的に解明されていない化学物質過敏症の本質は条件反射だと考えています。

梅干しの酸っぱさを体験したことがある人は、梅干しを見ただけで唾液(つば)が出ますが、これも条件反射の一種です。

唾液が出るくらいは問題ありませんが、多量の汗が出てきたり、動悸がしたり、メマイがしたり、気持ち悪くなったり、いわゆる「症状」と呼ばれる反応の出方をしたときに化学物質過敏症と認識されているということです。

これは、先のシャンプー、洗剤、柔軟剤などに含まれている化学成分がカラダに良い悪いといったレベルの話ではなく、そのモノ自体にカラダが条件反射を起こして症状が生じているとする考え方です。

つまり、不要な条件反射を解消することができれば、化学物質過敏症の症状も解決に向かうかもしれないということです。

化学物質過敏症の原因&メカニズム

化学物質過敏症 ストレス

整体オフィス空流では化学物質過敏症は精神的ストレスが引き金となって発症すると考えています。

たとえば、柔軟剤を使っている服を着ているとき、カラダは柔軟剤の成分に曝露(吸入、接触)していると言えます。それだけで化学物質過敏症になるわけではないのですが、そのときに何らかのストレスを感じたとします。

なんで自分だけこんな目にあうの!?」とか「この不安さえなければ安心して過ごせるのに!」といった精神的苦痛を感じていたときに、

カラダが(この苦痛の原因は柔軟剤なんだ!!)と、柔軟剤のほうに反応してしまうと、そこから条件反射レベルで拒絶反応を起こすようになるのです。

これは柔軟剤の「成分」が問題というよりは、ストレスによる苦痛の元が柔軟剤だとカラダが「勘違い」したことが問題の本質です。

化学物質過敏症は精神的ストレスをきっかけに引き起こされた「カラダの勘違い」なのです。

そのため、化学物質過敏症を解決するためには、

  • 精神的なストレスを解消する
  • カラダの勘違い(=条件反射)を解除する

2つの段階が必要となります。

ヒーリングによる過敏症の解消

整体オフィス空流で化学物質過敏症に対するヒーリングを行う場合、

まず、どんなストレスが原因でカラダが拒絶反応を起こすようになったのかを検査で調べます。

これは筋反射テストと呼ばれる、潜在意識レベルからの情報を筋肉の反応を介して読み取る検査を用います。

原因となっているストレスがわかったら、その感情エネルギーをヒーリングで解消します。このとき、同時に条件反射の解除をすることもあれば、次の段階でやることもあります。

ストレス&条件反射ともに反応がでなくなれば、その場で化学物質過敏症の症状も消えてなくなるか、時間が経つにつれてラクになっていきます。

※実際には複数の原因が入り混じって一つの症状を作っている場合が多いので、今回の説明より複雑になっているケースがほとんどです。

実際にあった改善例

あまりにも症例が多くて全部は書き切れませんが、一部ご紹介いたします。

筋肉や骨格

頭痛、首の痛み、肩こり、背中の痛み、肘や手首の痛み、手のこわばり、腰痛、お尻の痛み、足の痛み、身体がダルいetc.

消化器系

胃痛、胃の不快感、吐き気、気持ち悪さ、胸焼け、膨満感、慢性的な便秘や下痢、ガスが溜まるetc.

呼吸器系

息切れ、深く息を吸えない、セキが治らない、喉のつまり感、喉のイガイガ感、喉の違和感etc.

目・鼻・口など

鼻水、鼻づまり、鼻のムズムズ感、鼻の奥から化学薬品のような匂いがする、目のかゆみ、目の疲れ、目の奥の痛み、目の異物感、まぶたが重たい、まぶたの痙攣、目やにが多い、口内炎が治らない、口臭、口の中の痛み、舌先が荒れる、唇のしびれetc.

皮膚&美容系

肌荒れ、湿疹、化粧ノリが悪い、シミ、頭皮のかゆみ、かかとのガサガサ感、抜け毛が多いetc.

睡眠障害

寝付けない、眠りが浅い、途中覚醒、寝ても疲れが取れない、歯ぎしり、寝汗etc.

神経的なもの

顔のほてり、手足の冷え、声が出にくい、原因不明の発熱、多汗症、立ちくらみ、めまいetc.

その他

食後のダルさ、運転中の眠気、常に眠い、動悸、頻尿、生理不順etc.
※改善の度合いは個人差があります。必ず改善することを保証するものではありません。

化学物質過敏症でお悩みの方へ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。おそらく、半信半疑もしくは怪しいと感じておられることでしょう(笑)

このページで解説している内容が100%真実を言い表しているか、それは正直わかりません。

これは化学物質過敏症に限ったことではなく、人の体の真実というものを完璧に言い当てることなど不可能だと考えているからです。

長い歴史の中で明らかになってきたこともたくさんありますが、一つ明らかになれば、また一つわからないことが出てきます。

どこまでいっても、人体の全てを把握することなどできませんし、もしそんなことを言う人がいたとしたら、それは「わかったつもり」になっているだけです。

人間という奇跡の存在に対して畏敬の念を抱いていれば、人のカラダのことが完全に理解できたなどとは決して思わないでしょう。

何が言いたいかというと、現代医学の視点から<化学物質過敏症の常識>として語られている情報も、すべてが正しいかどうかはわからないということです。

にもかかわらず、その情報に縛られることで、かえって回復への道が困難になっているケースが少なからず存在します。

たとえば、「自分は◯◯だから治らないんだ!」と本気で信じてしまうと、治るものも治らなくなってしまうのです。なぜなら、思考はカラダに作用するからです。

ちょっと誤解を招きかねない言い方ではありますが、すべての情報はほどほどに受け取るべきです。

病院の先生に言われたこと、テレビやインターネットの情報。その通りかもしれないし、違うかもしれない。

情報に飲み込まれてしまうのではなく、情報と適度な距離をとって主体的に選択する姿勢が大切です。

さいごに

この記事の内容は、どなたかが語られたことの引用などではなく、整体オフィス空流が長年の施術経験から、少なくとも大きくは間違っていないと確信を得ているものです。

化学物質過敏症の真実はわからないけど、この考え方を元に施術をおこなった結果、どこへ行っても良くならなかった不調が解決していく場面を数え切れないほど見てきました。

だから、理屈の是非はともかく、方法論としては、有りなんじゃないかと思って、ご紹介しました。

もちろん、当オフィスが提唱する、化学物質過敏症に対するヒーリングは選択肢の一つに過ぎません。もっと良い方法があるかもしれません。

ただ、一つだけ断言できることは、ある方法で良い結果が得られなかったとしても、必ず解決への道はあるということです。

もし、あなたの選択肢として、整体オフィス空流を選んでいただけることがあれば、そのときは全力で不調改善のお手伝いをさせて頂きますので、気軽にご相談ください。

心の悩みを解消したいときは、気軽にご相談くださいませ

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Posted by キヨ